水に浮かぶ巨石~高砂市「石の宝殿」!~その4
エハン・デラビィさんに案内してもらった高砂市の浮石「石の宝殿」。
皆さんはこの巨大な構造物の目的、機能についてどう想像しますか?
という問いにその時、僕は答えられなかった。
何となく太陽と関係しているだろうなぁという予感はあったが。
すると知人のjetさんから情報、写真を提供いただいた。
タイムリーだ。
実は、沢山の磐座(巨石)があることで有名な神山、六甲山にも「石の宝殿」と呼ばれる磐座があるのです。
現在の「石の宝殿」のお社。
そして、その元宮と思われる磐座の巨石。
実物を見たことはないが、左下の石など本体を支えているようにも見える。
ことはそれだけではなく、鳥瞰図的に大空から大きなスケールで見ると、また違って観える。
なんと、高砂市の浮石「石の宝殿」と六甲山の「石の宝殿」は北緯が一緒。
つまり、東西線の一直線にならぶレイラインを形成するのである。
春分(秋分)の朝日は真東から昇る。
恐らく六甲山の山頂に登った朝日は一直線に石の宝殿の立方体の正面を神々しく照らすことだろう。
古代の人々は、そこに大自然への畏敬、宇宙の神秘を感じ感謝に涙したのではないだろうか。。