「春分」~夕日の観賞会を開催しました!
3月21日は春分でした。
『暦便覧』に「日天の中を行て昼夜等分の時なり」と記されているとおり、春分では昼夜の長さがほぼ同じになります。
春分はお彼岸の中日でもあり、1年の中でももっとも大切な日の一つです。
そんな「春分の日」の祝日を決めるのに、いまだに日本の場合、天文学を利用し閣議決定しているのです。
まるで律令時代の陰陽寮の天文博士のようですね。こんな先進国はないと思います。
それだけ、神話に基づいた習慣が今なお息づいている長い歴史のある国ということを実感します。
以下、Wikiより
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春分(しゅんぶん)は、二十四節気の第4。昼と夜の長さが等しくなる。
現在広まっている定気法では、太陽が春分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が0度となったときで、3月21日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とし、日のほうは春分日(しゅんぶんび)と呼ぶ。
日本ではこの日は国民の祝日の「春分の日」となる。春分の日は、国立天文台の算出する定気法による春分日を基にして閣議決定され、前年2月1日に暦要項として官報で告示される。天文学に基づいて年ごとに決定される国家の祝日は世界的にみても珍しい。
また、この日をはさんで前後7日間が春の彼岸である。第二次大戦前は春季皇霊祭として祭日であった。
『暦便覧』に「日天の中を行て昼夜等分の時なり」と記されているとおり、春分では昼夜の長さがほぼ同じになる。
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さて、松山・白石の鼻巨石群調査委員会は春分の日に「白石の鼻巨石群夕日の観賞会」を開催しました。
これは、1年の二至二分の日にお日様に感謝し、お日様に意識を向けるという運動の一つです。
普段、何も文句も言わず我々に無償の太陽エネルギーを供給していただいている”お日様”に1年に4回くらいは感謝の気持ちを持ってもバチが当たらないでしょう。
というか、当然だと思うのです。
当日は、小雨混じりの雨雲で、観賞会も危ぶまれましたが、参加者約50人が手を繋ぎ、お日様に感謝とお願いをしました「いつも有難うございます。夕日を見せてください」と。
まるでアメノウズメノミコが歌い・踊り神々が笑いお祭りをしたように。
暫くすると雨雲は一掃され雲一つなく晴れ渡ったのです。
お日様に感謝!参加いただいた方に感謝! 有難うございました。
春分の日に
松山・白石の鼻巨石群調査委員会 拝
以下、参加者からいただい写真です。
お日様が三ツ石の巨石の後ろに完全に隠れる。(天照大神が天の岩屋戸にお隠れになる)
三ツ石の僅かな隙間からお日様が顔を出す。
(天の岩屋戸神話を彷彿とさせる瞬間)