夏至頃の観察方法について!

白石の鼻巨石群の夏至頃の観測方法について説明します。

●夏至頃の観察方法について
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地球は23.4度地軸を傾けたまま自転しています。そして、その状態で太陽の周りを1年かけて公転しています。太陽に向かって地軸をかた向けている時期が夏至です。

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地球上で見ると夏至は見かけ上、天球を太陽軌道が北限し、北半球では太陽光線を最も多く受け、一年のうちで太陽エネルギーが活発な時期です。

夏至は毎年6月21日前後ですが、夏至や冬至など至点に向かう太陽軌道の日ごとの変動差は非常に小さいです。従って夏至を挟んで前後二週間の四週間程度、白石の鼻では夏至頃の太陽軌道と巨石群のコラボレーションを楽しむことができます。

●観測ポイント
観測点は、白石龍神社を背に海に向かって鳥居の左側の柱の前に立ちます。
すると、海上手前に「夏至の三ツ石」が直線状に切断されて、仮想的に溝を構成しているのが見えます。

それが、真西から約30度北よりで方位度約299度になります。
そのライン上に夏至の太陽が沈み、夏至の三ツ石の溝の間をオレンジの太陽光線が海面に描かれます。

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夏至の三ツ石の間で揺れる太陽光の反射が、海面を泳いでいる龍のように見えます。

●観測に適した時期・時間

・観測期間:概ね6月7日~7月5日(2021年の夏至は6月21日です)
・時間は、興居島の山並みに太陽がかかる午後7時前後です。
※午後6時半過ぎに来て場所を確認すれば良いです。

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