冬至頃の観察方法について!

松山・白石の鼻巨石群には冬至前後、亀石をはじめとする巨石の造形と配置で驚異の天体観測機能を実現します。

冬至前後の観察方法を記述しますので参考にして、是非、神秘的な天体現象を体感してください。

●観察方法1

写真は亀石。白石龍神社を超えて亀石の海岸側に降ります。
注:満潮だと降りることができないのと足場が悪いですので慣れていない方は一人で行かないようにしてください。波打ち際であり、波が急に来ることもあり自然は侮るととても危険です。
20191215_kameishi

 

 

 

 

(渡り板の下側にある石の傍らか観測します。)
20161224_1604
(12/24 16:04)

亀石の海岸側から西の方向を望むような位置に視線を置くと亀石の空洞が僅かな「点」になるポイントがあります。

20161224_1610
(12/24 16:10)

空洞の隙間に乱反射する間接光が漏れ始めますが、まだ直接光は通過していません。

20161224_1613
(12/24 16:13)

亀石が構成する3mは超える細い溝を通過した神秘的な「」が見え始めます。
初めて見た人は誰もが感動します。

「宇宙の神秘を感じた!」という方もいます。

20161224_1616
(12/24 16:16)

1日に約10分間程度の神秘的な光景です。
冬至の前後2週間程度は観測することができます。

(※2019年にやや驚いたのは、12/8に観測すると、ギリギリ亀石の長い空洞を太陽)

(2014冬の夕日の観賞会の様子:佐川印刷株式会社・えひめの動画より)

 

●観測ポイント2

白石龍神社の鳥居の前の「夏至の三ツ石」の観測ポイントに立つと冬至の日の入りの夕日の観測ポイントに立つことになります。

20161224_toujiishi_2
(12/24 16:59)

前方の石が「冬至石」です。2面を平滑に加工している1トン程度はある巨石です。
まだ、日の入りの直前ですが、夕日の帯と断面がほぼ合ってきています。

SANYO DIGITAL CAMERA
冬至石:断面は鋭く加工されているが「矢穴」の跡はない。
(※現在の自分の理解では超古代の技術には矢穴は使わない。)

20161224_toujiishi_1
(12/24 17:02)

冬至頃は、興居島の小富士の稜線が下りきった所に太陽は落ちます。
興居島のどのあたりに夕日が落ちるかで、季節が判るのです。

もし、これが水平線であれば、標的(ターゲット)がなく正確には判らないのです。

白石の鼻は興居島をターゲットにして、巨石で太陽を観測する絶好の場所なのです。
また、高浜は「太陽が四季を旅する」美しい街なのです。

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